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8N1YOTA/1 を運用した話

こんにちは。JK1ULVです。December YOTA Month 特別局 8N1YOTA/1 を運用したのでレポートします。

8N1YOTA/1について

そもそもYOTAとは

YOTAはYoungsters On The Air の略称で、元々はIARU(国際アマチュア無線連合)第1地域(ヨーロッパ、アフリカ、中東、北アジア) の組織でした。 YOTAはその名の通り、若いアマチュア無線家達のための組織で、公式サイトには、その目標について以下のように記されています。

The goal of YOTA is to welcome new and young amateur radio operators to our beautiful hobby.

(YOTAの目標は、新しく若いアマチュア無線家を、私たちの素晴らしい趣味の世界に迎え入れることです。)

Ham Yota 公式サイト

私自身はYOTA Summer Camp及び、YCP(Youth Contest Program) に参加したことがあります。JK1FUI氏とサマーキャンプに参加したときのレポートはJARLのサイトに載っているので、是非そちらもご覧ください。 YOTA Summer Camp 2025 in FR 参加報告書
↓つい先日、YOTAの公式チャンネルで動画が公開されていたので共有します。

December YOTA Month

8N1YOTA は、December YOTA Month(DYM)のための記念局として免許されました。このイベントは、12月に「YOTA」が含まれるサフィックスを持つ無線局が世界中で運用を行い、若手アマチュア無線家の活動を活性化させることを目的としています1
2024年度まではYOTA Japanが記念局(8N2YOTA2)を運用していましたが、2025年からは(日本国内の)DYMプロジェクトがJARL(日本アマチュア無線連盟)に完全移管されました。そのため、今回の8N1YOTAは免許人がJARLになっています。

運用

2025 YOTA Summer Campに参加したことをきっかけにYOTA関連のイベントに関わってきましたが、今回はJJ1AHSさんにお誘いいただき参加することになりました。
免許申請やその他の手続きについてはほとんど関与していないため、よくわかりませんが、かなり大変そうでした。というのも免許発給に時間がかかったようで、12月14日の段階では、まだ電波が出せる状態ではありませんでした。
12月15日(期間はもう半月しか残っていない!)に免許が発給された旨の連絡を受け、早速翌日の16日から運用を開始することになりました。

12/16

前日の晩に連絡を受け、急遽運用することになりましたが、一つ困ったことがありました。「気軽に使えるアンテナがない……」。
私は電通大のアマチュア無線クラブ(JA1ZGP)に所属しているので、その設備を使って運用したかったのですが、あいにくメンテナンス中のため、主要なアンテナは全て片付けられていました。
短波帯は諦め、VHFだけでも屋上からなんとか出せないかと考え、部室の倉庫に眠っていた長さ2mほどのモービル用アンテナを持ち出しました。

写真のように無線機とアンテナをセットして運用しました。地上高があり、周りに遮る建物もなかったため、関東平野の各局と広く交信することができました。
↓その時のツイート

12/17

翌日の17日も同様に運用しました。前日もそうでしたが冬の屋上は冷えます。

12/20

この日は大学の後輩(無線歴は先輩)と二人で運用しました。430MHzメインで一応144MHzも運用しましたが、平日夕方は430のほうが圧倒的に人が多かったです。
日が落ちるまで運用しました。

12/26

少し間が空いて26日も運用しました。
この日はUECコミュニケーションミュージアムの屋上にある空中線を使うことができました。私自身は予定があったため、午前中しかいませんでしたが、後輩たちが430MHzと7MHzを運用していました。夜にはアマチュア衛星を用いた交信も行ったそうです。(バイト中で参加できなかったのが残念…)

12/27

この日は公開・体験運用の日でした。
東京八王子市にあるひよどり山コンテストのファームの空中線をお借りして運用しました。私含め5名で運用しました。

12/30

年末ギリギリですが30日も運用しました。この日は東京都八王子市、高尾山に移動しての運用です。

高尾山での運用は初めてではなかったのである程度勝手はわかっていましたが、年末で想像以上に人が多かったです。運用できそうな場所が限られていたので、あえて山頂ではなく、中腹で運用しました。正確に言うとリフト降り場の脇にある広い見晴らしスペースの端っこです。

ハンディ機とスマホを手に、13時頃から運用しました。山頂ではありませんが、それでも十分な高さがあったのでたくさん交信できました。途中、サークルの友人がコミケ会場(東京ビッグサイト)から声がけしてくれました。お互いハンディ機でも結構飛ぶことに驚きました。

まとめ

短い期間ではありましたが、交信いただいた各局ありがとうございました。また、中心となってこのプロジェクトを進行してくださったJJ1AHS氏、そしてJARLの皆様ありがとうございました。

YOTAの活動を通じて、積極的に通常交信を行う機会が得られてとても嬉しかったです。普段はコンテスト交信ばかりだったのでとっても新鮮でした。また、記念局の運用というのも初めてだったので刺激的でした。


  1. 日本でのDYMの詳細は、8N1YOTA公式サイトの解説も参照してください。 ↩︎

  2. 8N2YOTA (QRZ.com) ↩︎

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